ヒトがバランスよく二足歩行するためには、発達して重くなった脳を支えなければなりません。ヒトの脊柱は側面から見ると連続したS字状にカーブしています。体重を前後に分散し、活動に適合するために進化したのがこの形状というわけです。このS字カーブが、重い頭や体重を支えるのにもっとも無理のない、楽な姿勢を作ります。この姿勢は、筋肉の疲労が少なく、脊柱などにかかる負担もいちばん軽い状態と考えられます。
そこで、ヒトは寝ている間もこの自然な姿勢を保つために、S字型の基点となる頸部を無理なく支えることのできる枕を必要とするのです。
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