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柔道の阿部一二三選手、阿部詩選手へインタビュー

圧倒的な強さの源は、睡眠や寝具を重視することにもあり

柔道の阿部一二三選手、阿部詩選手は2021年に開催された東京2020オリンピックで同日金メダルを獲得し、大きな話題となりました。
その後も世界選手権やグランドスラムを制するなど、最強兄妹ともいわれています。
2024年7月には二人そろってパリ2024オリンピックへの出場が決まっており、兄妹同日連覇は目前です。
2度目のオリンピック出場となるパリは、すでに一度経験しているので、前回よりも強くなっていると語るお二人は、無敵の強さであるといえるでしょう。
心身ともに緊張とストレスが多いなか、お二人ともここまでモチベーションを保っていることには、何か秘訣があるのでしょうか。
パリ2024オリンピックを目前に控えた2024年6月、お二人にお話を伺いました。

柔道アスリートとしての生活とプライベートの両立について

兄妹そろって、圧倒的な強さを見せる一二三選手と詩選手でいらっしゃいます。つねに勝ち続けるために、日ごろの生活ではどのようなことを意識されているのでしょうか。アスリートとプライベート、両面での生活の様子や心がけていることをお伺いします。
お二人それぞれの、1日のスケジュールを教えてください
【一二三選手】
基本的には、午前中はトレーニング、午後に柔道の練習、といったパターンで動いています。日曜日以外はこのスケジュールですね。トレーニングのメニューは日によって入れ替えがあるので、パターンは一緒ですが、いつも同じ場所へ行くわけではありません。
また柔道の練習も、出稽古があるため、自身が所属しているパーク24の道場や、母校である日本体育大学の道場のほか、他大学や警視庁などさまざまな場所へ行きます。
【詩選手】
私は、朝8時に起きて朝食をとり、準備をして10時からトレーニングを開始します。トレーニングは、ウェイト、ランニング、サーキット、階段などのメニューを日替わりで行っています。メニューによってトレーニング時間はさまざまですが、1~3時間くらいです。
その後は、昼食をとり夕方からの柔道の稽古に備えて昼寝をします。しっかり昼寝の時間をとるので、体も頭もスッキリして、稽古にも集中して取り組めるんです。
柔道の稽古は、だいたい17時から2時間程度ですね。稽古の後はまっすぐ家に帰ることが多いのですが、疲労を感じたときには温泉に行くことも……。帰宅後は翌日に疲れが残らないよう、必ず体のケアをしています。それから夕食をとり、23時にはベッドに入る感じです。
練習や試合などでお忙しいと思いますが、競技とプライベートの切り替えのコツがあれば教えてください
【一二三選手】
プライベートでは、競技のことを考えずに過ごしています。
以前は、あえて意識をして競技のことを考えないようにしていましたが、今ではオフになったら自然と気持ちがプライベートモードへ切り替わるようになりました。
これは、練習やトレーニングのときにしっかり集中して全力でやり切っているからこそ、気持ち的に安心して切り替えられているのだと感じます。
【詩選手】
コツとはいえないかもしれませんが、柔道衣を着たり脱いだりすることで自然に切り替えられる感じです。稽古に向けては気持ちだけでは動けないので、着替えるために体を動かすことでスイッチが入るのだと思います。
高校生ぐらいまでは、先生の指導のもとで稽古をしていたのでオフがなく、そもそも切り替えなどを気にしたことがありませんでした。なので、大学生になって自由な時間ができたときに休み方がわからず、とまどいましたね。でも、体や心を休めることも大事だと感じ、しっかりオフを作るようになりました。
試合に向けたコンディショニングやより良いパフォーマンス発揮のために、心がけていえることがあれば教えてください
【一二三選手】
より良いパフォーマンスを発揮するためには、日ごろのコンディションづくりが重要だと思います。そのため練習後には、体のケアをしっかりするように心がけていますね。ケアをしっかりすることで、翌日も集中して練習ができるんです。また、午前中にハードなトレーニングをするので、昼食後の休憩時には昼寝をして身体を休めるようにしています。
【詩選手】
試合でベストのパフォーマンスを発揮するには、体のコンディションとメンタルを整えることが一番大切だと思います。
昔は試合まで最後の1週間に追い込んでいました。それが必要だと思っていたのですが、東京オリンピックのとき、直前に体調を崩していつものように追い込めなかったんです。でも休んだことで疲れがとれて、変な緊張感がなくメンタル的にもよい状態で、金メダルをとれました。
それからは、試合前でも「いつも通り」を心がけ、できるだけリラックスした状態でいるようにしています。試合の1カ月前は神経が研ぎ澄まされるので特別なことはせず、稽古やトレーニング、休養をとるなど、いつもと同じ過ごし方を心がけています。
練習や試合のある日とお休みの日で、お決まりの過ごし方があれば教えてください
【一二三選手】
とくに決まった過ごし方はありませんが、強いていえば、どんなときもマッサージを受けることでしょうか。日ごろのコンディションづくりが重要なので、練習や試合、プライベートでも翌日に身体の疲れが残らないよう、マッサージでしっかり疲労を回復させるようにしています。
【詩選手】
練習がある日は、基本的に同じ過ごし方です。トレーニングの後に昼寝をしてから稽古に行き、帰宅したら必ず体のケアをする、このルーティンですね。
休みの日はお決まりの過ごし方はありませんが、なるべくリラックスする時間を作るようにしています。試合が近くないときには、神社や海に行ったりしますよ。でかけることで、心も体もリラックスできるんです。温泉やエステにいって体をほぐすことも多いですね。
試合の日は、ホテルのサウナやプールでリカバリーする、これらはお決まりの過ごし方かもしれません。

ポータブルマットレスと枕を持参で遠征へ! 自宅と同じ環境ならよく眠れて疲れもとれやすい

1日の睡眠時間を教えてください
【一二三選手】
毎日、8〜9時間は寝るようにしています。
睡眠が不足すると、身体がだるかったり頭がスッキリしなかったりして、集中力にも影響してケガのリスクが高まるため、睡眠時間は確保するようにしていますね。
【詩選手】
7時間ぐらいです。そして、90分ほど昼寝もしています。トレーニングと稽古がハードなので、本当にこの昼寝が大事なんです。体をしっかり休めて、稽古1時間前には起きるようにしています。
ご自身にとって睡眠はどのような位置づけですか?
【一二三選手】
睡眠の質が翌日のパフォーマンスに影響するため、とても大切にしています。僕にとっては、練習やトレーニングと同じくらい重要なものです。
【詩選手】
私たちアスリートにとって一番大事だと思います。ベストなパフォーマンスを発揮するために睡眠はかかせませんし、よい睡眠なくして競技力の向上はあり得ません。どんなときでも、睡眠時間はしっかり確保するようにしています。
ナイトルーティンやモーニングルーティン、寝具環境で気を付けていることなどあれば教えてください
【一二三選手】
マットレスと枕選びにはかなり気を付けていて、身体に合うものを選ぶようにしています。
以前、遠征先のマットレスと枕が合わず、睡眠不足になってしまうことがあったんです。なので、今はポータブルマットレスと枕を持っていくようにしていますね。
【詩選手】
夜は、40分くらいストレッチをしてからベッドに入ります。始めたのは大学生になってからでした。ストレッチをすると、気持ちよく寝られますし、翌日には体の感覚が違います。ケガもしにくいですね。
モーニングルーティンは、ベッドメイクです。何で読んだかは忘れましたが「ベッド1つキレイにできない人は、1日をしっかり過ごせない」という記事を読んでから、必ずベッドメイクをしています。でも、試合後はとても疲れているので、そのときだけはできていません……。そうすることで試合から自分を解放しているのだと思います。
よい睡眠には寝具との相性が一番大事なので、枕とマットレスは私の身体に合ったものを選んでいます。泊まりがけで出かけるときには必ず枕を持っていきますし、海外にはマットレスも持っていくようにしていますね。
エアウィーヴさんの商品を使うようになってから、寝具にものすごくこだわるようになり、出かけた先での寝具も気になるようになりました。
よく寝られた日、そうではなかった日で、何か違いを感じたエピソードがあれば教えてください
【一二三選手】
枕やマットレスが合わないと、よく眠れないことが多いです。睡眠が不足した状態で練習に入ると、身体が動き出すまでに時間がかかるように感じますね。
【詩選手】
合宿先での寝具が合わず、よく眠れなかったことがあります。相性がよいと、起き抜けがスッキリする感じです。また、寝すぎると体がだるくなることがあるので、就寝時間と起床時間は変えないようにしています。
部屋の温度が合わなくて眠れないこともありますね。冷暖房が苦手なので、冬は厚手の布団のほうが好きです。夏に冷房を使うときは、直接体に風がかからないようにするなど、気を付けています。
睡眠にお悩みはありますか? また、これまでに改善されたお悩みなどもあれば教えてください
【一二三選手】
遠征先にポータブルマットレスと枕を持っていくようにしてから、どこでも自宅と同じ環境で眠れるようになったので、悩みがなくなりました。
【詩選手】
合宿先での寝具が合わなくて眠れないこともありましたが、エアウィーヴさんにポータブルマットレスを提供いただいて持っていけるようになったので、悩みは解決しました! なので、今、悩みはありません。

ロフテーの枕でよく眠れるようになった!

現在お使いいただいているロフテーの枕の寝心地はどうですか? 使いはじめてから変化したことなどがあれば教えてください
【一二三選手】
すごく寝心地がよいです。睡眠中に起きてしまうこともなく、よく眠れるようになりました。身体の疲労もとれている感じがします。
【詩選手】
形が体にフィットしてとても寝心地がいいです。寝ている間に横向きになることが多い私にとって、首と肩の高さが重要ですが、今まで使った枕の中で一番フィットしていると思います。ロフテーの枕を使うようになって、起きてからの肩まわりの不調がなくなり、身体のコンディションもよくなりました。
阿部一二三さん 阿部詩さん愛用のロフテー 9セルピロー

◇    ◇    ◇
阿部一二三(あべ ひふみ)選手
阿部 一二三(あべ ひふみ)選手
1997年生まれ。柔道男子66kg級選手。6歳で柔道の世界へ入り、数々の大会で優勝をはたしてきた。世界選手権では4回制覇をなしとげている。2021年に東京2020オリンピックでは金メダル、混合団体で銀メダルを獲得。背負投や袖釣込腰での一本勝ちを得意とする。

阿部 詩(あべ うた)選手
阿部 詩(あべ うた)選手
2000年生まれ。柔道女子52kg級選手。5歳で二人の兄に続いて柔道を始め、数々の大会で優勝をはたしてきた。世界選手権では4回制覇をなしとげている。2021年に東京2020オリンピックで金メダル、混合団体で銀メダルを獲得。得意技は、内股や袖釣込腰。両肩手術を乗り越えて技に磨きがかかる。

石川佳純さんインタビュー

現役中も今も輝きつづけるその秘訣は、睡眠を大切にしているから

2023年5月に現役引退を発表された、元女子卓球選手の石川佳純さん。
7歳から卓球を始め、日本を代表する卓球選手として全日本選手権では5回の優勝。
そしてオリンピックではロンドン大会から3回連続でメダル獲得など、輝かしい活躍をされてきました。テレビの前で観戦する私たちも、その都度、懸命に立ち向かう輝く姿に多くの勇気やパワーをいただいたものです。
引退会見では「やりきった」と、晴れやかで清々しい表情を見せてくれました。今回は新たな道を歩み始めた石川佳純さんに、現役時代と引退後の生活や睡眠の変化について伺います。

アスリートとしての生活とプライベートの両立、卓球引退後の変化について

23年にわたる現役生活では、私たちに感動と勇気をありがとうございました。選手時代は、私たちが想像すらできないようなプレッシャーとの戦いもあったはずです。現役時代の生活や、引退後の変化などについてお伺いします。
現役時代の1日のスケジュールはどのような感じでしたか
試合や大会などではなく、普段の練習をおこなう日のスケジュールは、だいたい決まっていました。
朝は8時に起きていましたね。そして毎日の練習は、午前10時から13時ころまで、午後は3時半から夕方の6時ころまでが練習時間でした。夜に寝るのは、11時半ころだったと思います。かなり規則正しいリズムでした。
コンディションやパフォーマンス発揮のために、心がけていたことがあれば教えてください
しっかりとコンディションをととのえて、当日最高のパフォーマンスを発揮するためには、生活のリズムが大切だと思います。そのため、なるべく決まった時間に、起床と就寝をするように心がけていました。あとは、身体を冷やさないようにも気をつけていましたね。
競技とプライベートの切り替えのコツはありましたか
そうですね。やはり次の日に練習や試合で力を発揮するためには、「休みの日にたくさん寝ること」でしょうか。あとは「おいしいものを食べること」ですね。「よく寝てよく食べる」ということです。
引退後、環境や心境の変化があるかと思いますが、変わらず気をつけていることがあれば教えてください
当然ですが、現役時代とくらべて引退後は運動量が減りました。そのため現役時代と同じように食べるわけにはいきませんので、食べすぎないように気をつけています。その他には現役時代も気をつけていたことですが、バランスのよい食事は、今も変わらず心がけていますね。
休日にお決まりの過ごし方があれば教えてください
お休みの日は、だいたい家でゴロゴロしていることが多いです。ときにはショッピングや映画鑑賞など、気分転換にいくこともあります。

寝る前のルーティンやパジャマなど、睡眠環境にはこだわりを!

1日の睡眠時間を教えてください。現役時代と引退後で、睡眠時間に変化はありましたか
引退後、今現在の睡眠時間は9時間です。たっぷりと寝ています。現役時代の睡眠時間は、7〜8時間でした。それでもけっこう寝ていたほうかな、と思います。
ナイトルーティンやモーニングルーティン、寝具環境で気をつけていることがあれば教えてください
寝るときはスエットなどで寝る方も多いかもしれませんが、私はパジャマを着て寝ています。パジャマは、着心地のよいものを選んで着るようにしています。寝具については、直接肌に触れるので、肌触りのいいものが好きですね。なので枕や掛けふとんなどの寝具も、肌触りがよく寝心地のいいものを選んでいます。質のよい睡眠のためには、とても大切なことです。

よく寝られた日、そうではなかった日で、何か違いを感じたエピソードがあれば教えてください
朝目覚めたときに、その日の睡眠の質がわかるような気がします。朝起きたときに身体の軽さを感じると、よく寝られたのかなと思いますね。逆に、身体が重たく感じるときは睡眠の質が悪かったのかな……と、感じます。あとは、寝る前に食べすぎてしまうと、よく眠れない日が多いです。
睡眠にお悩みはありますか? また、これまでに改善されたお悩みなどもあれば教えてください
睡眠の悩みというよりも、枕があっていないとよく眠れません。そのため、枕選びにはこだわっています。またマットレスですが、硬めのものよりはやわらかめのマットが好みです。よい眠りには、枕とマットレス選びはとても大事だと思っています。

ロフテーの枕は、首の軽さに驚き!

現在お使いいただいているロフテーの枕の寝心地はどうですか? 使いはじめてから変化したことなどあれば教えてください
ロフテーの枕はとても使い心地がよくて気に入っています。寝心地もいいので、毎日使わせてもらっていますね。使い始めたころ、ロフテーの枕で寝て翌朝起きた際、首の軽さにとてもおどろきました。ロフテーの枕のおかげで、今はとてもよい睡眠がとれています。
石川佳純さん愛用のロフテー 9セルピロー

◇    ◇    ◇
石川 佳純(いしかわ かすみ)
石川 佳純(いしかわ かすみ)さん
1993年2月生まれの、元卓球女子選手。2023年5月に現役引退を表明。7歳から卓球を始める。現役時代は、日本を代表する卓球選手として全日本選手権では5回の優勝、オリンピックではロンドン大会から3回連続でメダル獲得。2021年東京オリンピックでは、日本チームのキャプテンを務めるなど、長きにわたり日本卓球界を牽引した。現在は、2022年からスタートした「47都道府県サンクスツアー」で各都道府県を訪ね、子供たちに卓球の魅力やスポーツの楽しさを伝えている。

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脳科学者・中野信子が考える「眠り」のチカラ#6 昨日眠った自分は、今朝起きた自分と同じ?


#6 昨日眠った自分は、今朝起きた自分と同じ?
脳科学者 中野信子さん
脳科学者 中野信子さん
脳科学にまつわる多数の著作を発表し、人の行動や思考の習性について解説を重ねてきた中野信子さん。実は、ロフテーのLT-010(キューブ)を愛用しています。中野さんが枕選びにこだわるのは、睡眠の重要性をよく知っているから。
この連載では、中野信子さんが考える眠りのチカラについて紹介していきます。

脳科学的に夢を分析!

レム睡眠とノンレム睡眠という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。夢を見る睡眠がレム睡眠、夢も見ずにぐっすり眠るのがノンレム睡眠で、一般的には大脳が休息するノンレム睡眠の方が重要だといわれています。

しかし最近では、レム睡眠は記憶の整理に役立っていると考えられるようになってきました。様々な記憶を描き出すことで、その整合性を図っているようなのです。そしてその働きによって、私たちは自分を認知できているようです。

昨晩眠った自分と、朝起きた自分は本当に同一人物だと言えるでしょうか。そう言えるのは、私たちの脳に記憶の連続性があるからです。当たり前のように感じるかもしれませんが、実はこれはすごいことなんです。

というのも、人間は複雑な社会性を持つ生き物です。社会に暮らしていると、大抵は複数の集団に属します。そして複数の役割を担うことになるのです。母である自分と、妻である自分、上司である自分と、部下である自分、お客さんや生徒や先生になることもあるでしょう。集団のなかではそれぞれの時間が流れていて、そのときどきで異なる振る舞いを求められます。それでも、私たちが自己をばらばらにしてしまわないで、統合していられるのは記憶が整理されてつながっているためです。

出会うはずのない人物同士が一緒にいるという夢をみたことはありませんか? これはまさに記憶を統合するために起きていると考えられます。現実にある複数の社会が、脳のなかで一つに統合されていっているのですね。

夢に関していえば、もう一つ面白い話があります。夢で見る景色にはとても美しいものがありますよね。まるで名画を見ているようなドラマチックな色彩が溢れることもあると思います。これは前頭葉が情報、情動の処理を視覚的に行っているからではないかとされています。記憶の処理中にそこが働いて、美しいものを感じることができる、と考えられるのです。

睡眠環境を整えて穏やかな睡眠を

このコラムでは、眠ることを楽しみにできるように工夫しましょうという提案をしてきました。けれど、人間の眠りはなかなか繊細。屋根さえあれば眠れるという逞しい人もいますが、環境が整っていないと入眠できない、あるいは中途覚醒してしまう、という人は少なくありません。それが昂じて、眠りに対して恐怖を覚えてしまう方もいらっしゃいます。「眠らなければならない」というプレッシャーがストレスになってしまうのですね。

私の知人にも眠るのが怖いという時期がありました。しかし、よくよく話を聞いてみるとどうやら寝室の温度が適切でなく、夜中になると温度が下がりすぎていたようでした。環境が合っていなかったため上手に眠ることができなかったのです。そこで、部屋の気密性や寝具を工夫したところ気持ちよく眠れるように。私自身はきちんと計測してから選んだ枕を使用するようにしたのですが、この枕を使うようになってから毎晩頭を沈める瞬間が楽しみになりました。

眠りには、ご自分で意識されている以上に、重要な役割があります。とても大切なものですから、眠りに関する一つ一つのことを丁寧に見直してみて、日々気持ちがよく眠れるように環境を整えていかれることをおすすめします。

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