- 睡眠コラム
今日は仲秋の名月、十五夜です。
9月15日が十五夜は、実に46年ぶり。
この時期は、台風や秋の長雨の時期の影響で、昔から晴天率は低め
江戸時代の書物には「中秋の名月、十年に九年は見えず」という記述もあるほどだそう。
今夜も少々お天気が心配ですが、いつもより早く電気を消して、夜空を見上げながら入眠準備をしてみてはいかがでしょう?
入眠準備をすることで睡眠満足度をアップできることをご存知ですか?
寝る前に日常の生活にちょっとした準備を加えることで気持ちを落ち着け、眠りのモードへと誘ってくれます。
① 寝る1時間前までにリラックス
リラックスの妨げになる、寝酒、コーヒー、喫煙、パソコンやスマホによるブルーライトの見過ぎは避けましょう。 就寝前にブルーライトを浴びると、「体内時計」のリズムが夜型化・睡眠の質が低下してしまう原因に。白熱灯色の蛍光灯などオレンジ色の照明の部屋で過ごすのがおすすめです。
② ぬるめのお湯にゆったり浸かりましょう
寝る直前に身体の温めすぎは、眠りにくい原因に。お風呂は「寝る3~4時間前」または「ぬるめのお湯」がおすすめです。
③ アロマの香でリラックス
就寝時に鎮静効果のアロマを使用すると、心身の緊張をほぐして副交感神経を優位にし、眠るための心身の準備が整っていくといわれています。
ラベンダー、白壇(びゃくだん)、バニラ、沈香(じんこう)、セドロールなどには鎮静効果があり、心身をリラックス、眠りを導くのに効果的だと考えられています。好きな香りを選ぶこともポイントです。
④ パジャマに着替えて眠りの準備
普段着や部屋着からパジャマに着替えることで、スムーズに眠りに入りやすくなります。
寝返りのしにくい厚手素材や、頸部にフードのついているパーカーは眠りを浅くしてしまう可能性も。
素材は、特に汗をかきやすい季節、吸湿性に富んだ素材を選ぶことをも重要です。
⑤ 自分にあう良質な寝具を選びましょう。
布団に入ってから眠るまでの平均時間は10分~15分と言われています。
30分~1時間以上経っても眠りにつきにくい場合、ストレスや食事等色々な原因もありますが
寝具があってなくて入眠できないというケースも。
朝起きると「なんとなく疲れている」「肩や腰が痛い」のは、寝姿勢が原因で、睡眠中に身体に負担がかかっているのかもしれません。
人は睡眠中に20~30回寝返りを打ち、自分の身体にとっていい姿勢に戻すことで、疲れをとっています。
寝返りを上手に打ちやすく、適切な寝姿勢を保てる自分にあった寝具を選ぶことで、心身共に熟睡しやすくなります。
入眠前に心身共にリラックスすることを習慣化することで、自然と寝る準備が整い、熟睡へとつながります。是非みなさんも試してみてはいかがですか?
9月15日 十五やの今夜、雲の隙間から、ほぼ真ん丸に輝くお月さまを眺められますように。